おいかぜサンダー
少し癖のある素早さ操作技、おいかぜを使う耐久寄りのサンダー
おいかぜは、中速で縛りの強いポケモンを一番活かせる素早さ操作技です。
理由は、
・相手のまもる、ラムのみ、交代に左右されず
・優先度0の技1回でこちらの素早さを4(3)ターンの間2倍にできる
からです。
中速のポケモンとして相性がいいのは素早さ実数値90〜150ぐらい、
具体的にはサザンドラ、キノガッサ、メタグロスなどです。
15日の東西ポケモンバトル交流オフでも使用して、結果は
予選で9勝4敗の総合4位、決勝トーナメントで1回戦負け、ベスト8でした。
詳しいオフレポはKP等公開されてからまた後日に。
型サンプル等は続きから↓
○サンプル
- 技
おいかぜ | 今回の肝となる技 追い風要員の中でもサンダーは安定した性能を持つ |
10まんボルト | メイン攻撃技。パーティによってかみなり・ほうでんでも |
めざめるパワー | 氷。早いドラゴンとの素早さ関係が入れ替わるためおいかぜ後相手を縛りやすく便利 |
みがわり | サンダーに打点のないポケモンに対して安定し場持ちが良くなる。上をとれば麻痺や眠りの対策になる。おいかぜ→みがわりの流れが非常に強い |
みきり/まもる | ダブルの基本技だがおいかぜをする役としては微妙。トリルターン稼ぎ等に使えるのでみがわりと選択 |
ねっぷう | ほぼユキノオー・ドリュウズ専用 |
- 配分サンプル
ひかえめ
189-*-105-159-133-138
(188-*-105-159-134-138)
- 調整
S:無補正85族抜き
C:めざめるパワー氷で4振りボーマンダ最高乱数以外1発 4振りランドロス確定1発
10まんボルトで4振りキングドラ最低乱数*2以外2発
H:16n-3(4)
H-B:187メタグロスの2段階アップしねんのずつき 最高乱数以外耐え
H-D:178ボーマンダのジュエル流星群確定耐え
161キングドラの雨珠ハイドロポンプ確定耐え(189-133) 最高乱数以外耐え(188-134)
182ラティオスのジュエル流星群上二つ以外耐え(189-133) 最高乱数以外耐え(188-134)
- 持ち物
オボンのみ:耐久振りにより1発では倒されにくい。みがわりと相性がいい
でんきのジュエル:でんき技は一貫しやすいため活きやすい
ラムのみ:まひやねむりやこんらんに対しても安心しておいかぜができる
たべのこし:オボンのみを他に持たせる場合の代用
ヨロギのみ:岩技で削られることは多い
- パーティ例
追い風サンダー+珠サザン+ジュエルグロス
http://d.hatena.ne.jp/pom1027/20120324/1332534912
ダブルバトルでおいかぜを使うメリットデメリットまとめ(おまけ)
○メジャーな素早さ操作技との比較
赤がいいところ
青がわるいところ
- おいかぜ
味方の場のすばやさを(使用ターン含め)4ターンの間2倍にする
相手のポケモンに依存しにくい(例外:ちょうはつ、よこどり等)
使用できるポケモンが飛行タイプや浮遊持ちに偏っている(例外:スイクン、エルフーン、一部虫タイプ等)
- でんじは(/しびれごな/へびにらみ等)
ポケモン1匹のすばやさ1/4が永続
まひ状態にすると1/4の確率でしびれて動けない
ねむりなどの状態異常と重ならない
特性(マジックミラー、こんじょう等)、タイプ(じめん)、技(まもる、みがわり等)、持ち物(ラムクラボ)の影響を受ける
味方にも撃てる
使用できるポケモンが多くメジャー
- こごえるかぜ(/エレキネット等)
相手のポケモン2匹のすばやさのランクを1下げる
攻撃技なのでちょうはつを受けても出せてダメージを与えられる、ふいうちを食らう
特性(クリアボディ、まけんき等)、技(まもる、みがわり等)、持ち物の影響を受ける
命中95%なのでまれに外す
みずタイプをはじめとして使用できるポケモンが多い
場のポケモンの素早さ順を(使用ターン含め)5ターンの間入れ替える
技の優先度が最も低いため妨害されやすい
上記のすばやさを直接下げる技を逆利用できる
相手の行動に依存しにくい(例外:ちょうはつ、トリックルーム返し等)
トリックルーム中の最遅は通常時の最速と同等で、耐久に努力値の多くを割ける。
使用できるポケモンのタイプに偏りがあり読まれやすい